
こちらのページでは自宅の庭の水はけ改善手段として、暗渠排水を行う方法を紹介します。
DIYで暗渠排水を施工するための資材を販売しています。(こちら)
暗渠排水工事も承っております(こちら)
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まずは排水場所を確認します。暗渠を地中に埋設して適度な勾配をつけた先に排水先(排水路・U字溝、排水して問題のない道路・のり面など)があればよいですが、ない場合は雨水浸透桝を使用して地中に浸透させます。
<Point>
暗渠は地中20cmより深く埋設するため、それよりも深い位置に排水先があるか?そこまでパイプを通せそうか?を確認します。
排水先が決まれば、暗渠排水パイプを使ってどのように水みちを作るかを決めます。
<Point>
・最も排水の悪いところをめがけて水みちを通すのが望ましいです。暗渠排水は暗渠溝の上が一番排水効果が高いため。(図)
・排水効果を広くしたい場合は、2本以上施工します。暗渠排水は標準的に暗渠溝の両側5m程度までは効果があります(土質や暗渠パイプの口径などにもよります)。そのため、暗渠パイプの位置は末端から5m、パイプ間隔は10m以下が目安です。幅が狭いほど効果が上がりますので、現場状況に応じて適宜狭めるのが良いです。
・暗渠の形状はくし状や樹枝状が一般的です(図)。


暗渠計画に基づいて暗渠資材を購入します。当社HP・ECにて多くを取り扱っておりますが、かさばるため配送費が高額となる疎水材や、塩ビ管などの汎用品はホームセンターでの購入を推奨します。
<必要資材と選定方法>
①暗渠パイプ(有孔管):滞留水を吸い込み、排水先まで送るための穴の開いた管です。
Φ50~100の4規格あります。Φはパイプの内径(mm)を示しています。口径が太くなるほど、排水効果が高く、資材費が高くなります。以下の選定が参考です。
・Φ50: コスト重視。水はけが悪い場所が幅2~3m程度と狭い場合。降雨後2~3日経てば水は捌けているが改善したい場合。
・Φ60: Φ50と同程度~少し悪い条件や、暗渠の効果と寿命を伸ばしたい場合。
・Φ75: いつも水たまりがあるような特に水はけが悪い場合や、幅も4m以上と広い場合。
・Φ100: 雨天時にも頻繁な往来があるなど、安全性・快適性から地表水を常に防ぎたい場合。
③疎水材:パイプの周りに敷き詰めることで表面積を広げて排水効果を高めつつ、パイプの目詰まりを防ぐ資材です。入手性と予算に応じて選定します。代表的な疎水材は以下です。
・砕石:家庭の暗渠では最も一般的です。ホームセンターなどで入手します。砕石の種類は粒形5~20mm程度の単粒砕石が望ましいです。駐車場などの敷き均しに使用されるクラッシャーランなどは微粉が含まれ、暗渠管や透水シートが目詰まりする原因となるのでおすすめしません。軽石、瓦チップなども粉状を除いて使用推奨です。
・モミガラ:米農家から入手可能な場合は最も安価な疎水材です。軽いので取り扱いもしやすいです。ただ、経年で腐朽するので砕石よりは寿命が短いです。目が細かいので透水シートとの併用はおすすめしません。
・その他、粗朶(枝)や竹なども有効です。
④透水シート(任意):疎水材もしくは暗渠管に巻くことで土砂の浸入を防いで暗渠の効き目を伸ばします。無くとも暗渠排水は十分に機能します。
透水シートは厚さ0.6mmを標準としています。疎水材を覆う場合や暗渠管そのものに巻く場合のいずれも同厚さで対応可能です。設置する暗渠管長さ、設置の仕方によって幅を選定します。当社ですと長さ×幅をお選びいただけますし、当社オリジナルの透水シート巻き暗渠排水管ですと、あらかじめパイプにミシンで縫い付けてあるので手軽で安価です。
⑥浸透桝:排水路がない場合に地中に埋めて、地中に滞留水を浸透させます。浸透桝はコンクリ製とプラ製があります。コンクリ製は重量があり人力での設置が難しく、DIYならプラ製が手軽です。
プラ製浸透桝は3タイプあります。
・多孔タイプ:側面に穴が空いており、浸透効果が一番高い。
・底穴ありタイプ:側面に穴がなく、底のみに穴が空いている。
・底穴なしタイプ:側面にも底にも穴がないタイプ。浸透効果はなく、一時的な水の貯留や泥の沈殿に使用。
後ほど掘削したのちに暗渠パイプを差し込むための穴を浸透桝にあらかじめホルソーで開けておきます。当社では、暗渠パイプと透水シートとの家庭用暗渠3点セットを用意しており、パイプ穴あけに無料対応しています。
アジャスターでかさ上げもできます。
選定にお困りでしたらお気軽にご相談ください!
(排水路がある場合)
後工程で掘削する暗渠溝から排水できるように無孔パイプを設置します。
(排水路がなく浸透桝を設置する場合)
浸透桝が入る十分な穴の大きさを掘削します。排水桝が沈降しないように、また、浸透桝からの排水が円滑に行われるように、浸透桝の下に砕石を敷いて、足で踏んで転圧します。
砕石の厚さは10~30cm程度が目安です。
水みちが決まれば重機(バックホー)もしくはスコップ等で暗渠溝を掘削します。幅は15~25cm、深さは20~40cmが標準です。水が滞留しないように適度な勾配を付けます(10mで1~2cm以上)。
<Point>
・暗渠は下流から施工するのがセオリーです。上流から施工した場合は、浸水がひどい場合などは特に、暗渠溝内が浸水したり、ぬかるんだりして施工しにくく、勾配がつけにくいなど施工品質が下がります。
・勾配を付けるためには、レーザーレベラーを使用して基準点に対する暗渠溝の高さを計測するのがベストですが、なければ「実際にパイプを置いて上に水準器を当てて勾配が取れているかを確認する」、「暗渠溝に水を流してみて排水側に流れるのを確認する」などの方法があります。
・上に重機が載る状況でパイプを浅い場所に設置した場合、パイプがつぶれる恐れがあるので、その場合は40cm以上の深い場所に設置します。
(透水シートを使用する場合は、暗渠溝に広げて、)その上に暗渠パイプを載せます。その後に疎水材を投入します。
透水シート巻き暗渠管は暗渠溝にそのまま敷設して、疎水材を投入します。
<Point>
・勾配がとれているか不安な場合は、疎水材を入れる前にしっかりと排水されるか確認してから疎水材を入れることをおすすめします。ただ、暗渠溝が崩れないか注意してください。
・疎水材は少なくとも十分にパイプを覆える量で投入します。
・疎水材が多いほど暗渠の効き目は良くなりますが、一方でその後に埋め戻す残土の処理に困ることになりますので適度な量が良いです。
・もし暗渠溝の上に植物を植える場合は、埋戻土が根の深さよりも厚くなるように疎水材の投入量を調節します。
施工した土を埋め戻して、暗渠溝上が陥没しないように足で適度に踏み固め(転圧)して完成です。
<Point>
・疎水材を入れた後から埋め戻しするまでに、1~2週間の期間をあけて暗渠溝を乾燥させることをおすすめします。土中に亀裂が進展し、暗渠パイプまでの水みちが形成され、暗渠排水の効果が良くなります。(写真)
・重機などで過度に踏み固めると、上記で形成された水みちが塞がれてしまい、排水が悪くなるので転圧は適度に行います。
施工のご不明点ありましたらお気軽にご相談ください!
当社で暗渠排水パイプおよび透水シートご購入いただきました。施工風景がわかりやすくまとめられています。
(暗渠排水施工は、16:06頃から)
オンラインショップで購入できる
手軽に暗渠排水の施工ができる「暗渠パイプΦ75(内径75mm)×7.5m(キャップ付き)」「透水シート巾1m×長さ10m」「浸透桝+耐圧蓋」のセットをご紹介します。当社で穴あけ加工しますのでホルソー不要!穴にゴムパッキンも付属します。

パイプ穴を弊社で空けてお届けするオプション付き。
何箇所の穴が必要か、どの位置に穴が必要かお客様の要望どおりにオーダーメイドします。
例:下から15cm/2箇所穴希望 等
〈底穴なし〉
Φ300×高さ500mm
パイプを通して
溜桝として。
溜まった水は排水口や外構へ
〈底穴あり〉
Φ300×高さ500mm
土中に水を浸透させる浸透桝として
〈多孔タイプ〉
Φ300×高さ500mm
側面と底面に穴が開いており雨水を土中に浸透させます。
全国一律価格。送料込み。(※一部離島、山間地等は除く)
| お手軽暗渠セット | 価格 (送料込み※一部地域除く) | 重量 | 納期 |
| 暗渠パイプ、透水シート、桝の3点セット | 19,800円(税込) | 約8kg | 2~3日以内に発送 |